サーバ - IPアドレスとは、どういうものなのか?IPv4×IPv6で調べよう!!

あなたのIPアドレスは38.107.191.82で、ホスト名は38.107.191.82です

サーバ- server

サーバあるいはサーバーとは、クライアントからの要求(リクエスト)に対して、何らかのサービスを提供するシステムのことであり、コンピュータネットワークにおける、分散処理の片側です。「ソフトウェアとしてのサーバ」、「ハードウェアとしてのサーバ」、及び、これら両方をあわせた「システムとしてのサーバ」があります。「ソフトウェアのサーバ」は、サーバ機能を持ったソフトウェアの総称ですが、独自開発の他、用途に応じ各種のソフトウェア・パッケージが存在します。ただし、サーバとクライアントは必ずしも違うコンピュータにあるとは限らず、同一のコンピュータにサーバプロセス(機能)とクライアントプロセス(機能)が稼動することもあります。「ハードウェアのサーバ」は、サーバ機能を搭載できるコンピュータの総称ですが、実際には専用ハードウェア機器もあり、また主にUNIXやWindowsを搭載した、業務用の高性能・高信頼性のコンピュータを総称している場合が多いです。

サーバの概要

サーバ(サーバー)とは、本来はソフトウェアまたはコンピュータ間の役割分担の片側の名称です。クライアント側(ソフトウェアまたはコンピュータ)からの要求(リクエスト)を受けて、何らかのサービスを提供する側(ソフトウェアまたはコンピュータ)がサーバです。何らかのサービスとは、ファイルサーバのように保管している情報を提供するもの、プリントサーバのようにプリンタへの印刷経路やスプール機能を提供するもの、インターネット販売のように在庫管理や配送手配や代金引き落としなど(提携している別会社を含め)他のシステムと連携するものなど、さまざまです。古典的なメインフレーム(汎用機)やオフィスコンピュータに代表される集中処理では、処理の大半は中央の「ホスト」側で行われ、「端末」(ターミナル)側では最低限の画面制御(入力チェック、描画等)しか担当しませんでした。1990年代より、ワークステーションやパーソナルコンピュータの性能向上・低価格化に伴い、分散処理の一形態として、処理の多くを「クライアント」で行い、「サーバはクライアントからの要求を処理する(のみ)」という役割分担が広く普及しました。クライアントサーバモデル全盛期には「集中処理は時代遅れであり、今後は全てクライアントサーバになる」との論調が多かったですが、クライアント側の運用管理(バージョン管理、トラブル対応、容量管理、バックアップなど)の手間・コストの増大と、2000年代にはインターネットの普及による集中処理の再評価が発生しました。ソフトウェアおよびコンピュータとしてのサーバは、集中処理における各種サーバ機能側(クライアントはブラウザ程度)も兼ねて、今後も進化していくと思われます。

ソフトウェアとしてのサーバ

クライアントサーバモデル

サーバ(情報提供者)とは、クライアント(情報利用者)と対で使用される名称です。複数のコンピュータがネットワーク接続された環境、すなわちコンピュータネットワーク上で、各々のコンピュータが同じ内容の情報資源(データ)を参照したいことがあります。このような場合、そのデータを各コンピュータにコピーしていては、記憶領域や保守などの面で多大な無駄が生じます。クライアント・サーバ・モデルはこれを解決する手段で、特定のコンピュータ(サーバ)が情報やその処理作業を集中的に管理することで、ネットワーク全体での記憶領域を最小限にとどめると共に、共有される情報の同期等の手間を省き、情報伝達や保守の効率を高めるものです。他のコンピュータはクライアントとして稼動し、必要に応じてサーバからサービスを受けとります。クライアント・サーバ・モデルは、コンピュータを単位としたものだけではなく、アプリケーションやプロセスを単位として捉えられることもあります。クライアント・サーバ・モデル/型/システム/コンピューティングなどとも言います。

サーバアプリケーション

サーバには、クライアントに提供するサービスにより様々な種類があり、必要に応じてネットワーク上に複数のサーバを設置し組み合わせて使用します。例えばWebサービスとメールサービスのサーバアプリケーションを1台で同時に実行して、ウェブサーバとメールサーバを兼ねることもできますが、負荷や管理(ライセンス、セキュリティ、障害対策、起動停止運用)などの都合から1台ずつのサーバに分けて運用することもあります。また、同じサーバアプリケーションを複数台のサーバで実行しながら負荷を分散し、耐障害性を向上させることができます(スケールアウト)。ウェブサーバなどで、アクセスが集中して負荷が増大することにより、処理が追いつかなくなって見かけ上サーバが機能を停止したようになる、いわゆる「飛ぶ」あるいは「クラッシュする」状態に陥ることがあります。また「飛ぶ」まではいかなくても、極端に転送量が小さくなって、ウェブサイトのページを開くにもとても長い時間がかかることがあります。オンラインゲームなどでは膨大な量のデータやユーザーによるトラフィックのため、常にサーバはクラッシュの危機にさらされています。さらにイベント時期やパッチファイル配布のタイミングには天文学的な量のデータの転送があるため、特にクラッシュしやすいです。このような事例を避けるため、有名なオンラインゲームでは多数のサーバを共通のソフトウエア構成にして運用し、1台当たりにかかる負荷を分散しています。現在の一般的なパソコン用OS(Windows XPやMacintoshなど)では、上記サーバ機能をOSの機能の一つとして持っているため、サーバ的な利用を行なうことが出来ます。

サーバ用ソフトウェアの特徴

サーバ用途として提供されているソフトウェアでは、個人が利用するソフトウェアと比べ下記のような特徴があります。
■アカウントコントロール - 利用者と利用者ごとの権限の設定を行なうことが出来る。
■同時アクセス - 単一の情報に対して、複数のユーザーが同時にアクセスすることを前提としている。
■セキュリティー - 多数のユーザーに解放されるため、クライアント向け製品と比べ強固である。
■安定性 - 電源を切ることなく連続で動き続けるために、安定度が高い。

ハードウェアとしてのサーバ

種類

コンピュータ(ハードウェア)としてのサーバには、大型サーバから小型まで多種多様の物が存在します。主にハードウェアで重視されるのは、耐障害性、処理能力、拡張性などであり、この点、低コスト重視の個人向けパソコンとは大きく異なります。
主な種類には以下があります。
■Windowsサーバ(x86サーバ、IAサーバ)
■UNIXサーバ(Linuxサーバ、Mac OS X)
■メインフレームサーバ、ミッドレンジサーバ(後述のように「サーバ」とは呼ばない場合も多い)
■専用機器(NASなどのネットワーク・アプライアンスなど)
一般的には、これらサーバは以下の特徴があります。
■多数のクライアントからの処理を確実に実行するため、高性能・高信頼性・高価格である。
■サーバ用OS(WindowsならばWindows Server)をメーカーが正式サポートしている。
■サーバに求められる高速・大容量の周辺機器(SANなど)をメーカーが正式サポートしている。
なお、サーバとして販売されているコンピュータが実際にソフトウェアとしてのサーバ機能を搭載する(役割分担としてサーバ側となる)かどうかは別問題であり、実際には「業務用の高性能コンピュータ」を総称して「サーバ」と呼んでいる場合が多いです。逆にソフトウェアとしてのサーバ機能を搭載する場合でも、用途(規模、信頼性など)次第では、一般的で低価格なパーソナルコンピュータや専用機器(アプライアンス)で十分な場合もあります。なおサーバという呼称はオープンシステムと同時期に広まったため、オープン系(UNIX、Linux、Windowsサーバ)のみを指す場合が多いです(ただしメインフレームであれ、DBサーバやWebサーバなどを搭載し、高性能・高信頼性で、サーバとして機能できるコンピュータならば、サーバと呼ぶことはできる)。

個人向けコンピュータと比較した場合の主な相違点

■安定性・信頼性重視 - 設計は安定性や信頼性を重視して行われ、特別に試験をして合格したものを使う事が多いです。ハードディスクは、新品ではなく中古で検査確認されたものを使うこともあります。また、その性質上、継続的に仕事がこなせないと意味がなく、瞬間最大性能はあまり問われません。そのため、それ自体が技術開発も兼ねたシステム、例えばスーパーコンピュータのような例外を除けば、アーキテクチャ的に最新の技術を追求することはあまりなく、個人向け最新PCより安定稼動が確認された1世代前の技術を使う事が多いです。メインメモリについても、ECCなどの誤り検出訂正機能を持ったものが使われます。
■稼働性を重視 - ハードディスク、電源装置やネットワークカードといった、他の部品と比べて故障が発生しやすい装置を複数台搭載しておくことで、ひとつが故障しても稼動し続けるよう冗長化されています。また、電源を入れたままで故障した部品を交換出来るようになっている事が多いです。
■運用性が良い - 複数のサーバを同時運用することが多いため、サーバの故障や利用頻度などを集中管理できる仕組みが備わっている場合があります(例: HPインサイトマネージャ・IBM Director)。
■稼働中の騒音が大きい - 安定性のために冷却が重視され、高速で多数のファンを稼動させている場合が多いです。通常、作業者のそばに置かれることが少ないため、個人向けパソコンと比べて、静音対策はあまり行なわれていません。
■グラフィックス機能が貧弱 - 最初のOSインストール時以外は直接画面を見て操作することは少ないため、必要最低レベルのグラフィックス性能しか持っていない場合が多いです。リモートインストールを前提とする場合、そもそもグラフィック機能がない場合もあります。
■集中収納 - タワー型とラック型とよれる筐体の形があり、ラック型では、複数のサーバを一つのラックに収納しやすいようになっています。
■保守が容易 - 保守性を上げるため、多くの部分が簡単に交換出来るように設計されています。また、どのような部品が使われているか記録したり、資料が用意されていたり、保守用部品も長期用意されています。

用途・設計による違い

エンタープライズサーバ
搭載される主なOSはUNIX、Linux、またはWindowsです。エンタープライズサーバでも特に無停止をうたう最上級のハイエンド製品には、VOS、HP Nonstop Kernel、HP Nonstop-Ux、Microsoft Windows Data Center Server (Windowsのデータセンター向けエディション)と呼ばれる一般になじみのないOSが搭載されています。主要基板、CPUはサーバ専用の物を使います。また、その要求される処理能力に応じてCPUを二重化、四重化など拡張できる物が多いです。ハードディスクドライブはデータの耐障害性を優先させてRAID化されている物が殆どで、ハードディスクにはホットスワップ機能を盛り込んだ製品も多いです。大規模なデータを取り扱うシステムに多く用いられます。特に無停止の機構を厳重にしたものはフォールトトレラントコンピュータと呼ばれ、鉄道の座席予約システムや金融機関、携帯電話の中継局のようなインフラの主要箇所などに設置されます。コンビニなどのバックヤードシステムやスーパーコンピュータの入出力系など、インフラに直接影響のない用途の耐障害性の要求は、それらに比べると多少緩和される傾向にあります。
PCサーバ
搭載される主なOSはLinux、FreeBSD、Intel版SolarisなどのPC-UNIX、またはWindowsです。筐体や主要基板は専用設計されますが、CPUはパーソナルコンピュータと同一または、互換性のある物を使います(x86)。多くのメーカーは「IAサーバ」「x86サーバ」の名前で販売しており、インターネット上でのWebサービスや社内部門向けサービス(ファイル共有やプリンタ共有)を展開する場合によく利用されます。エンタープライズ用途でも利用されるようになりつつあり、インターネットでの大規模システムや科学技術計算システムなども利用されることがあります。一例として、GoogleはこのPCサーバを1万台以上も繋いでシステムを構築しています。安価な最低限の構成では、本体価格が1万数千円程度で販売されている場合があり、業務用以外にも一部個人の上級ユーザが自宅サーバや、果ては自作パソコンと同じ感覚で、通常のパソコンとして使う場合もあります。

筐体の形状による違い

タワー型
床置きするタイプのサーバで、タワー型PCと同様な形をしています。大きさはPC/AT互換機のミニタワーサイズから冷蔵庫大サイズまで様々あります。
ラックマウント型
一般的にはラックサーバと呼ばれるサーバで、インターネットデータセンター等に設置されているサーバ用のラック(19インチラック)にマウントするのに適した形状のサーバです。
ブレード型
シャーシと呼ばれる筐体にブレードと呼ばれる薄いサーバを複数差し込む形態のサーバです。